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商材としてのスタースティングレイについて

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スタースティングレイレザーとは?

スティングレイはスターマークと呼ばれる白い模様があり、スティングレイの皮革を用いた多くの革製品のど真ん中に配置されて制作されることが多く、ある意味この製品を象徴するようなものとなっています。

ちなみにマークの正体はリン酸カルシウムの集合体で、光を感じるための器官のようです。

このスターマークは通常、一匹の個体に対して一つしかないのが通常なのですが、1000匹に1匹程度の割合で、このスターマークが皮の表面に多く現れる個体が水揚げされることがあります。

これがスタースティングレイレザーになります。

通常のスティングレイ製品よりも高価格

上記で述べたとおり、皮そのものが希少品のため、この皮で製作した商品は通常のスティングレイレザーよりも高価格で取引されます。

ハイブランドメーカーが扱う製品でも多く用いられており、それらは数十万円から数百万円の値がつくものもあります。そういった特徴があるのでエイ革の製品を扱うのであれば、ぜひレパートリーに組み込んでいただきたいのですが、問題はその入手と扱いの難しさにあります。

皮そのものが市場に出回りづらい

これまで述べている通り、皮そのものの希少性が高く、入手が非常に難しいです。

安定して流通しているわけではないので、基本的にはすでに着色された皮革をたまたま仕入れている問屋と運良く都合がつけば製品を製作できるという流れになります。

入手だけでなく扱いも難しい

通常の皮革であれば市場に多く流通しているため、製品の質もある程度担保されます。

しかし、スタースティングレイに関しては皮そのものが希少ですので、さらにその皮の質までしっかりと保証されているわけではなく、多少粗悪品であってもそのまま製品に用いられます。

そのため、出来上がった財布が思い通りに美しく仕上がっているという保証がありません。また、当然ですが生き物ですので、スターマークの配置は製品ごとにバラバラになります。

この統一性のない模様が取り扱う上で非常に厄介です。

クレームがつきやすい

これまで述べた品質を担保できないこと、模様がバラバラであること、この特性のせいで「想像と違った」「模様が気に入らない」というクレームが非常につきやすいです。

フリマサイトなど、ある程度購入者とやり取りが事前にできる環境であればいいのですが、ショッピングサイトでは商品ごとに写真を掲載するわけにもいかず、こういったクレームがつくと返品に応じざるを得ません。

完成する商品の質も把握しづらく、仕入れ値が高価、クレームがつきやすく返品を受けやすいなど、なかなか扱いの難しいリスク野高い製品ではあります。

それでも仕入れる価値がある。

ここまでデメリットばかりをお伝えしてきましたが、スタースティングレイを使った製品は高価格で売れやすく、高い利益をとることができます。

銀影ではスタースティングレイを取り扱っている問屋とお繋ぎすることが可能ですので、ぜひご検討ください。


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