はじめから拘る必要はないが…
シルバーアクセサリー物販を少ない手元資金で始めていただきたいというスタンスで運営している私としては、最初からブランドやロゴにこだわるよりも、その資金をまずは商品の仕入れやオリジナル商品の製作に充てていただきたいと考えています。しかし、取引を進める中で、オリジナルのブランドロゴが欲しくなる場合もあるかと思います。
商品デザインの記事でも述べましたが、デザイナーではない方が一からデザインを起こすのは、なかなか難しいものです。そこで、ブランドロゴが必要になった場合に、それを製作するための手段をご紹介します。
クラウドワークスで製作を依頼する
クラウドワークスとは、仕事を請け負いたいワーカーたちに対して仕事を発注し、納品してもらうサービスです。
依頼できる仕事は、ブログ記事の作成、Webサービスやシステムの構築、今回の主題であるロゴのデザインまで幅広くあります。ちなみに、このウェブサイト「銀影」のロゴもクラウドワークスで制作しました。
費用は2万円、制作期間は一週間もかかっていません。
リアルでデザイナーを見つけて仕事を発注することと比べると、時間もコストも格段に節約できます。
クラウドワークスでの製作依頼はコンペ形式がおすすめ
コンペ形式とは、ある程度のイメージを記載し、不特定多数のワーカーに対してアイデアの募集をかける方法です。ワーカーは依頼者のイメージに沿ってアイデアを提案してきます。
指定した時間内にワーカーから提案されたイメージの中から、自分が最も気に入るものを選びます。選んだ後はクラウドワークスを通してワーカーに対して支払いを行い、取引が完了します。
費用は前払いで、必ず提案されたデザインの中から一つを選ばなければなりませんが、短期間で多くのデザインを募集できるため、相場から大きく逸脱しない限り、デザインに困ることはありません。ロゴデザインの場合、約2万円程度がクラウドワークスが推奨する相場となります。
生成AIを使う方法もある
プロンプトにかなりコツが要りますが、DALL·E 3であればある程度しっかりしたデザインを作ることが可能です。ざっくりとしたイメージを文章で伝え、それを抽象化してデザインをデフォルメしていきます。
一回の出力でうまくいかなくても、出力結果に対して文章を指定することで修正が可能なので、納得のいくデザインが出力されるまで何度でも試行錯誤が可能です。
ただ、かなりプロンプトに工夫が必要で、日頃から生成AIに慣れ親しんでいる方でないと少々難しいかもしれません。
我々に委託していただくことも可能
上記以外に、我々にロゴのデザインを委託していただくことも可能です。クラウドワークスのコンペのように多数のデザインを提案することは難しいですが、頂いたイメージをもとにデザインを起こすことは可能です。
また、作成したデザインを元に商品の梱包用パッケージを制作することも可能ですので、それも視野に入れてご検討いただければと思います。