はじめに：そもそもバンコクから仕入れる銀製品にかかる関税について
輸入ビジネスを行う上で大きなコストになるものが関税です。タイから日本へ銀製品を輸入する際にも当然関税は発生します。では、シルバー製品にはどれくらい関税がかかるのでしょうか。製品や形状によりますが、およそ“9％”です。これは、2024年現在の消費税に相当する割合です。
これに加えて消費税・地方税、国際輸送費用などがかかるため、輸入コストはかなりの金額になることが避けられません。数万円程度の輸入ならまだしも、数十万、数百万となると、その負担は無視できません。
輸入ビジネスを成功させるためには、これらのコストを十分に考慮し、計画を立てることが重要です。関税やその他のコストを最小限に抑える方法を見つけることが、ビジネスの利益を最大化するための鍵となります。
JTEPAとは？：タイからの輸入において関税を回避できる書類
JTEPA（ジェテパ）とは、日タイ経済連携協定に基づく原産地証明書で、日本とタイの貿易において特定の品目について税の優遇（特恵関税）を受けるために発行する書類です。日本→タイ、タイ→日本の双方の取引で発行可能です。
この税の優遇は、実はシルバー925製のアクセサリーでも受けることが可能です。どれくらい減税できるのかというと、関税がゼロになります。つまり、9％→0％です。
例えば、100万円の製品を輸入しようと思えば、通常なら課せられる関税がおよそ10万円ですが、これが免除されるのは非常に大きなメリットです。この減税措置を活用することで、輸入コストを大幅に削減し、ビジネスの利益を最大化することができます。
簡単ではないJTEPAの取得：関税免除を実現するためのハードル
細々とした前提条件はありますが、何よりもJTEPAの取得を難しくさせているのは、タイで登記された法人による申請が必要という点です。日本で商品を発注する側である事業主が自分で発行することはできませんし、タイに在住の個人事業主などに作成を頼むこともできません。
さらに、原産地証明書の取得には、商品がJTEPAの原産地基準を満たしていることを証明するための詳細な情報が求められます。そのため、どの企業がそのノウハウを持っているのかを見極めるのも難しいでしょう。
こうした手続きの複雑さや条件の厳しさが、JTEPAの恩恵を受けるハードルを高くしている一因です。そのため、信頼できる現地法人やパートナーを見つけることが重要となります。これにより、適切な申請と手続きを経て、特恵関税のメリットを最大限に活用することが可能になります。
JTEPA発行、銀影なら手配できます！
銀影では、バンコク現地のパートナー法人を通じて事業主様の商品を輸入する際のJTEPA発行を手配することが可能です。JTEPA1通で免税が受けられる金額は50万バーツ（約200万円※2024年3月時点のレート）です。書類発行の費用を考えると、仕入が20万円を超えたあたりで作成を検討していただくのがよろしいかと思います。
このように、JTEPAを利用することで大幅な関税の削減が可能となり、輸入コストを抑えられます。銀影では、この手続きが円滑に進むように、現地のパートナー法人と連携し、事業主様をサポートいたします。詳細な情報や具体的な手続きについては、お気軽にお問い合わせください。
手続きを容易にするための具体的なステップ
結論として、すべて銀影にお任せください。信頼できるショップから仕入れた商品を、信頼できるパートナー法人を通じて、リスクのないコストカットのお手伝いをさせていただきます。パートナー法人は、この書類の作成について非常に専門性が高く、多くの事例を扱っています。
この制度を活用しない手はありません。ライバルに差をつけるためにも、ぜひ銀影のサービスをご利用ください。詳細な情報や具体的な手続きについては、お気軽にお問い合わせください。
直接メリット：コスト削減によるビジネスの拡大
JTEPAによる関税免税の適用は、仕入原価を抑えるうえで欠かせない手段です。超ハイブランドの製品はともかく、個人で扱う商品では価格競争を避けられない厳しい現実があります。JTEPAを使うことでシルバー925アクセサリーの仕入原価は1割下がります。これだけで利用していない事業者との価格差を大きく広げることができるのです。
JTEPAの適用条件を満たすハードルは高いですが、銀影の信頼できるパートナー法人との連携があれば、事業主様の手を煩わせずにこの恩恵を受けることが可能になります。JTEPAを活用することで、競争力を高め、ビジネスの成功をサポートいたします。
