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Toggleここから先は、工場での作業になります
商品のデザインや寸法図、参考画像を工場に共有した段階で、基本的にこちら(依頼者)側でできる作業はほとんどありません。
モールド(鋳造用の型)の作成や試作品の鋳造はすべて工場側で行われます。
そのため、この段階での主な役割は「完成品サンプルの確認」と「必要に応じた修正指示」です。
サンプルの確認方法
サンプル品の確認は、画像で行っていただいても問題ありません。
ただし、質感や重量感などを実際に確かめたい場合は、タイの工場から実物サンプルを取り寄せることも可能です(別途送料・手数料が発生します)。
ご希望に応じて柔軟に対応いたしますので、必要な場合はお気軽にお申し付けください。
モールド修正の流れ
今回、プロモーション用として制作したペンダントは、表面の花模様が非常に繊細で立体的なデザインだったため、複数回のモールド修正が行われました。
最終的には「全体の厚みをやや増やして、彫刻部分をより立体的に見せる」という方向で落ち着きました。
なお、製品のサイズや形状に関わる修正は、原価に直結する重要な要素のため、工場側が勝手に変更することはありません。
必ずこちら(発注側)に確認が入り、了承を得たうえで再モールドが行われます。
この丁寧な確認プロセスが、品質を守るための大切なステップでもあります。
量産と納品の目安
サンプルに問題がなければ、そのまま量産工程へと移行します。
製品のサイズ・デザイン・研磨工程の複雑さによって多少前後しますが、おおよそ1ヶ月前後で納品が完了するケースが多いです。
また、納期については受注時にあらためて正式なスケジュールをご案内いたします。
デザイン起こしが一番のハードル
OEMの流れの中で最もハードルが高いのは、「最初のデザインを形にする」工程です。
もしChatGPTなどのAIを使ったデザイン生成に抵抗がある場合は、クラウドワークスやココナラなどの外部デザイナーに依頼するのもおすすめです。
一般的な費用感としては、1点あたり5,000円~20,000円前後でデザインを依頼できます。
もちろん、AI生成によるデザインで十分という場合は、弊社側でサンプルデザインの提案を行うことも可能です。
「自分のイメージをどう伝えたらいいかわからない」という段階からでも、しっかり形にしていきますのでご安心ください。
まとめ
OEMの流れは大きく分けて、たった3ステップです。
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デザインを決める(AI・外部デザイナー・自作など)
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デザインと寸法を工場に渡す
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サンプルを確認して量産へ
難しそうに見えても、実際はこの流れを一度経験してしまえば非常にシンプルです。
あなたのアイデアが世界にひとつのアクセサリーとして形になるまで、私たちがしっかりサポートいたします。
最後に本記事のためにプロモーション用に生産したペンダントの実物になります。

