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Toggle準備と前情報
私の場合、年に一度タイを訪れるため、荷造りの手間をほとんど省いています。現地で必要な衣類や日用品はあらかじめまとめ買いしてスーツケースに詰めたまま常備し、家を出ればそのまま旅に出られる状態にしておきます。旅行前には持ち物リストを作成し、何度もチェックを繰り返しますが、スマートフォンや充電器、モバイルバッテリーなどの“最後まで使いたい”ガジェット類はどうしても出発直前まで手放せません。そのため、パッキング時にはこれらだけを改めて取り出してバッグに入れるだけにとどめ、余計なストレスを減らしています。
一方、今回は安全面も警戒する必要がありました。カンボジア国境付近でタイとカンボジア両軍が集結して緊張が高まっているほか、南部マレーシア国境に近い「深南部」地域ではイスラム過激派によるテロが繰り返し発生しており、最近ではパタヤでも未遂が怒るなど北上も報告されています。バンコクでは2015年に大規模爆弾テロが起きているため、不特定多数が乗るBTSや地下鉄といった公共交通機関は避け、現地到着後はバイクタクシーやタクシーのみを利用すると決めました。
空の旅は変わらずAir Japan
私は今回もAirJapanを利用しましたが、相変わらずその快適性には感心させられます。ANAの格安航空ブランドでありながら、機材は比較的新しく大型の機体を採用しているため、エコノミークラスでもシートピッチにゆとりがあり、足元をしっかり伸ばせる点が大きな特長です。また、往復で預け入れ荷物(23kgまで)を含めても6万数弱で収まるため、コストパフォーマンスにも優れています。座席にはUSB給電ポートが標準装備されており、スマートフォンやタブレット、モバイルバッテリーへの充電がスムーズに行えます。私は事前に自宅でAmazonプライム・ビデオの作品をダウンロードしておき、『薬屋のひとりごと』を機内で最後まで楽しみましたが、タイ国内に入国するとリージョン規制で無料見放題コンテンツも有料扱いになるケースがあるため、ダウンロードは必ず出発前に済ませておくことをおすすめします。
機内販売は缶ビールが1本約500円と強気の価格設定で、軽食やスナックも同様に割高です。加えて、機内Wi‑Fiは有料で提供されており、1時間プランやフルフライトプランがありますが、いずれも高めの料金なので利用には注意が必要です。それでも、ビジネストリップでは機内でのコンテンツ視聴やメールチェック、簡単な資料確認が途切れず行えるため、移動時間を有効活用したい方にはメリットがあります。全体として、運賃の安さ、座席の快適性、機内設備の充実度を総合的に考慮すると、現状最もコスト効率の高い航空会社の一つと言えます。
イミグレーション
タイの入国審査は従来の対面方式からオンラインイミグレーションに移行しており、事前にeVisaまたはThailand Passへの登録が必須です。到着時には登録完了後に発行されるQRコードをスマートフォンで提示するだけで手続きが完了するため、空港での長い行列を避け、入国がスムーズに行える…、はずだったのですが、このイミグレーションの変更があまり浸透していないのかかなりに長蛇の列ができていて、イミグレーションを通過するのにかなり時間を用紙ました。しかもThailand Passを提示すればいいのかと思いきや滞在日数とどこのホテルに泊まるのかなど、いままで聞かれなかったことを質問されるだけでまったく役に立ちません。ホテルなんていきなり言われても困り、なんとかAgodaの予約ページを見せて通してもらいました。タイって法制度が選考して決められはするんですが、なかなかこうやって浸透するのに時間がかかるんですよね。結局一時間くらいかかったと思います。
あんまり写真取れなかった(忘れてた)
私、普段はカメラって商品の写真取るか書類の写真とるかぐらいしか使わないんですよね。今回はインゴットの買付メインだったんですけど、そこの場所の写真は載せられないし、回ったお店も去年と一緒、なのでほとんど写真がなくて、もっと取っておけばよかったなぁと反省しております。ほんと、意識しないと全然写真取らない。ただまぁ、バンコクって写真を取られるのに後ろめたい場所って結構あって、偽物取り扱っているショップとか、ナイトライフ系の場所とか人とか、やっぱり異国の地でトラブルとか嫌なんで。そんなこんなで何本かにわたって今回の訪タイについて書いてみたいと思います。