目的
今までは個人で販売するために仕入れに行ったり情報収集をしたりしていたのですが、今回の大きな理由は既製品を買い付けてお客様向けに案内するための商品のラインナップを揃えるためです。
一応このウェブサイトを立ち上げた目的は小資金からオリジナルのシルバーアクセサリーを作りたいという事業者様の夢にお力添えするのが目的だったのですが、そうは言っても最初は既製品から選びたいという方も一定数、というよりも多くいるのではないかと思っています。
これまで仕入れに行っても自分の中の売れ筋というものはだいたい決まっていて、それに沿ってデザインをピンポイントで絞って仕入れていたのですが、今回はそれに+アルファ自分の感性・好みというものを織り交ぜて商品を見てきました。
渡航準備
タイへ渡航するための準備に関する情報などこの世に溢れきっているので今更ここに書くまでもないとは思うんですが、一応個人的にこれは準備しておいた方がいいんじゃないかなと思うものをここに記しておきます。
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正露丸
- 私の必需品です。私お腹が非常に弱いので少しの環境の変化やアルコールの摂取などですぐにお腹の調子が狂ってしまいます、バンコクは日本と違い気軽に借りられるトイレがありません。コンビニなどで貸してももらえません。なので街中に盛大にやらかさないためにこの薬は必須です。ちなみに今回はやらかしそうになりました。
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歩きやすいサンダル
- 仕入れはとにかく歩きます。2万歩なんてあっという間です。なので足に合わない靴などというのは言語道断で多少高くついても足に合う歩きやすいサンダルをおすすめします。あとサンダルというのが重要で、バンコク市内を歩いていたら必ず靴は汚れます。特に今回は雨季に行っているのでスコールの後の水たまりで盛大に足を汚すことになります。快適性と合わせて重要だと思います。
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持病の薬の英語表記一覧表
- 私ちょっと持病がありまして結構飲んでいる薬があるのですが、そのリストの英語版を印刷して持ち歩いていました。何かあって予定通り日本に帰れなくなった場合に保険を使ってでも薬を現地に手に入れるためです。今マイナンバーカードが保険証と結びついているので薬の一覧がデジタルデータで簡単に出せます。あとはそれを翻訳アプリに突っ込んで英語版に翻訳させるだけで出来上がります。
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パスポートを出し入れしやすいポーチ
- 当たり前ですが海外に行った時に唯一身分を証明するための最も重要と言える証明書です。空港はもちろんのこと、ホテルへの宿泊、現金の両替など様々なところでパスポートを使う機会があります。私としては肩掛け式の小さなポーチを買っておき多額の現金とパスポートはそこに入れていつでも出し入れができるような状態にしていました。タイの人混みがある場所では今でもスリが多発しているので盗まれたら大変ですからね。あとまだ実際に困ったことがないので何とも言えないのですが、よくパスポートのコピーを持ち歩いておけば大丈夫という話がありますが現実的にはあまり効力がないらしく、なおさらパスポートの原本を持ち歩きいつでも出せる状態にしておいた方がいいのかなと思います。
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旅行保険
- これ必要か否かはかなり賛否両論あると思うんですが、個人的には今のところ入るようにしてます。当然クレジットカードに付帯している保険はあると思うんですが何かあった時にどう対応すればいいのかなんかいまいちよく分からないんです。旅行保険に入っておいて後は保険会社から案内される用紙を印刷して持ち歩いておけば、いざ何かあればそこに書いてある番号に電話をすれば何とかなるという安心感で入っています。ちなみに AIG の旅行保険です。
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ショルダーバッグ
- 色々試したんですが、ある程度仕入れた商品などを入れておいたり書類を入れておいたりするバッグは最終的にショルダーバッグに落ち着きました。リュックサックのように後ろに背負っているとスリに合いそうで怖いんですよね。かと言って胸にかかる斜め掛けバックは動きに邪魔だし容量小さいし暑いし、で最終的にショルダーバッグになりました。ちなみにスマホも首からかけています。先ほどのパスポートのポーチとに合わせて3つ首からかけているので首回りが痛い痛い。大丈夫。それでも慣れます。
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タオル
- バカみたいに大量の汗をかくので必要です。バックに入れるか首にかけておきましょう。今回はアテンドしてくれる方も女性でしたし、たくさんの問屋さんや工場の方とお会いする機会が多く汗だくの顔面を突き出すのは避けたかったので常に持ち歩いてました。
為替レート
正直仕入れのタイミングとしては今回の為替レートは最も最悪と言っていいかもしれません。1バーツ4.3円を超えて4.4円に近く、1万円を出しても2300バーツに行きません。
燃料費の高騰等は日本だけの問題ではなくタイも同様ですので、様々な商品が値上がりしてインフレ傾向が続いているのも日本と同様です。特に革製品は一時2割から3割の値上がりが一撃で発生したことがあり今回も戦々恐々として価格を見てみたのですが、意外とこちらの価格に関しては頑張って踏みとどまっていらっしゃるようでした。昨今のバーツ高はタイの輸出業や観光業にかなりのダメージを与えているようなので苦しいのはお互い様ですね。
一方銀に関しては市場の価格に原価が左右されるので値上がりがかなり激しいです。そもそも原材料のシルバーの市場在庫自体が少なくなっているという話もあり値上がりに拍車をかけているのかもしれません。
いずれにしても為替レートの悪化、物価高など、悪条件の高値づかみを覚悟での仕入れの旅が始まりました。