ペンダント用なのか単体なのかで変わってくるがおおよそ45センチ~60センチ
レディース向け、メンズ向けに関わらず、商品の大小、素材の違いにかかわらず売れるネックレスチェーンの長さは45cmから60cmです。
45cm未満はネックレスというよりもチョーカーになってしまうので、女性以外にほぼ需要がありません。
小規模の事業者は資金力が大きくないので、商品を揃えるのであれば女性にも男性にも需要があるものを揃えるべきです。
多くのシルバーアクセサリーを扱っている販売店で売れているチェーンの長さもこのサイズに収斂して行きますので、ここを狙っていきましょう。
45センチ
45cmの長さは、Tシャツの襟元からちょうど良く見えるサイズで、日常的に着用しやすい利点があります。
特に、首周りが約37cm程度で細めの体つきのユーザー(主に女性)に好まれる傾向があります。
このサイズのネックレスは、ネックレス単体の迫力をアピールするのではなく、ペンダントトップや襟元を飾る大人向けの印象を与えるのに適しています。
細めのチェーンのデザインを揃えてラインナップを増やすとよい商材になるでしょう。
また45cmのネックレスは、こぶりなペンダントと相性が良いので合わせ売りで買われやすい傾向があります。
厚みと幅が大きいメンズ向けの大重量のチェーンでも需用があり高い利益も狙えます。
50センチ
50cmになると対象は女性から男性に変わってきます。
メンズネックレスでは55cmと同様に非常に人気のある標準的な長さになり、この長さのネックレスはTシャツとの組み合わせで非常にバランスがいいのでカジュアルなファッションを好む男性に特に人気があります。
ネックレスチェーンの長さとしてはかなり正解に近いサイズです。
この長さになると男性の首周りでも余裕が出てくるので合わせるペンダントも中~大型になってきます。
かなりゴツメのペンダントとの合わせ売りで買われる機会も増えてきます。
重量級チェーンもこの長さは55cmについで人気になってきます。ゴツメで単価の高い商品でいくなら外せないサイズです。
55センチ
55cmになるとほぼメンズ向けの商品になってきます。私が扱った商品もこの長さの販売数がトップなので最も力を入れてほしいサイズです。
カジュアルファッションでもアメカジ、ヒップホップ系のユーザーに好まれるサイズなので首周りと体格の大きい男性向けになってきます。
男性向けプレゼント用にも好まれて購入されていきます(メンズ向けの商品なのにプレゼント包装つきで女性に買われていく)
ペンダントとの組み合わせより60cmや50cmとの重ね合わせで買う方も多いので3mmから8mmの中太のラインナップを揃えておくと合わせ買いやリピート買いがあります。
50cmまでは女性向けに細いチェーンを取り揃えてもよいですが、この長さなら細めよりも上記のように3mm~12mmの厚みのあるチェーン単体品を揃えたほうがよいと思います。
販売価格も大きくなりますので、プレゼント包装や梱包にも気を使っていきたいサイズと言えます。
60センチ
60cmを超えるチェーンはメンズ向けと割り切ってラインナップを考えるべき長さになります。
このサイズをシルバー925で買うユーザーはおそらく相当アクセサリーについてこだわりが強いユーザーと言えるでしょう。
重ねづけが好まれるデザインの筆頭なので、12mm以上の高価格帯だけでなく、3mmから8mm程度までのある程度コストを抑えた商品ラインナップを揃えておくと合わせ買いされる確率も高くなります。
年齢層としては55cmと同様にアメカジ、ヒップホップ系を好むユーザーになるかと思いますが、アクセサリーにある程度お金を払えるという点で購買層の年齢は上がってくると思います。
厚みが5mm以上、幅が12mm以上の極太チェーンになると販売価格が7万円を超えてくるのですが、それでも根強く売れてくれるサイズになります。
仕入れ価格も大きくなりますが、それでもラインナップに加えて損はない商品です。
ペンダント用の細身は多種多様に、極太の一品ものは喜平で揃える
45cmから50cmは男女兼用と考えペンダント用細身チェーンでチェーンデザインを豊富に揃えていくのが良いでしょう。
55cmを超えてくるようであればペンダント用の選択肢はなくしていき、メンズ向けに振り切った極太のチェーンを入れて行くといいと思います。
ただ極太のチェーンを作る場合、デザインは喜平に絞るのが良いでしょう。そう断言できるほど喜平は売れていきます。
長さこそ45cmから60cmの四パターンですが、形、重さ、デザインで発展させていくことで売れ筋の商品を作り出すことが可能です。
ぜひご検討ください。