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タイの革製品仕入れ事情

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シルバーと同様にオリジナルの製品が作れるタイの革製品

革製品と聞いて一番最初に思いつく商品は何でしょうか。

私は財布なのですが、大体の人がやはり財布を思い浮かべるのではないでしょうか。

タイでは様々な革製品を仕入れることができます。

牛革、鰐革、蛇革、オーストリッチ(ダチョウの革)、スティングレイ(エイ革)、など様々なものがあります。

ただ現実的に考えて輸入に適している、つまり仕入れるのが楽なのは牛革とスティングレイになるかと思います。

牛革の財布というのは世にあふれていますが、タイで特徴的な牛革の財布としてカービング(革彫刻)財布をよく見かけます。

これが非常によく売れます。柄は花柄だったり、動物だったり、和彫りのものもあります。

単なる牛革の財布だとインパクトも少ないですが、こういった革彫刻の財布ですと付加価値が出ますので高値で売れます。

あと非常におすすめなのがスティングレイ、エイの革です。

スティングレイの革は高価格帯の財布の素材として知られており、また養殖も盛んに行われているのでタイから日本に輸入する際にワシントン条約等の制約がありません。

JTEPAで免税することも可能です。

ワニ革、蛇革はワシントン条約の兼ね合いがあるので輸入難易度がかなり高くなります。これに関しては別記事でまとめたいと思います。

どうやったらタイで手に入る財布を見つけられるのか

これは非常に簡単です。

インターネットで「スティングレイ 財布」「牛革 カービング」などと画像検索してみてください。

それでヒットする商品のほとんどはタイで制作することが可能ですし、というより、タイで制作されていることがほとんどです。

メイドインタイランドとか書いていないだけで大半の製品はタイで制作が可能です。

それがわかればアマゾンや楽天などのショッピングサイトで同様に検索してみてください。

上位でヒットしたショップから売れている商品を探し、後は実際に仕入れをするだけです。

仕入れをお考えの場合は是非銀影にお問い合わせください。

シルバーとの組み合わせもできる

バイカーズウォレットで検索をすると分かるのですが、ウォレットの留め具にコンチョが使われています。

このコンチョをシルバー製に置き換えるとそれだけで付加価値が出ます。

シルバーコンチョを専門に扱っているショップがあるくらいです。

さらにシルバーコンチョに天然石を組み合わせるとよりバリエーションが広がるかと思います。

とは言えシルバーにするとそれ相応にコストがかかりますから、あえて見た目が似ている錫などの安価な代替品にしてコストを抑えるのもありだと思います。

どうでしょうか。革財布といっても、素材や彫刻、形状、シルバーの組み合わせでレパートリーを増やして行くことができます。

完全オリジナルの財布も可能

オリジナルのシルバーアクセサリーの製作にはモールド(型)が必要になります。

しかし財布の場合は参考となるような画像(外観と中身)があれば、向こうの職人に見せれば簡単にオリジナルの商品を製作することが可能です。

そう考えるとシルバーよりもかなり難易度が低いかもしれません。

ただやはり商品として仕入れようと思うと、最低ロットは5つからになることがほとんどです。

たくさんの種類の財布を一度に入れようと思えば3つからでも交渉が可能かもしれませんが、原則ロットは5つからと覚えておきましょう。

昨今(2024年3月)の物価上昇で革製品も30%から40%値上がりしています。

ロングウォレットになってくると一つ当たり2,000バーツから4,000バーツになってきますし、どうしても売れない場合は処分するか原価割れ覚悟で叩き売るしかありません。

シルバー以上に商品リサーチは慎重に行い、扱う商品の種類を増やそうと思えばある程度損切りも覚悟しなければなりません。

ただしシルバーと違って季節性は薄く、一年を通して売れるのでヒット商品を作ることができれば大きな利益の柱の一つになると思います。

銀影ではこういった革製品に関するノウハウもございますので、もし仕入れをご検討の場合はぜひお問い合わせください。


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