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シルバーアクセサリーOEM実践事例①

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OEMは本当に難しいのか?

結論から言えば、OEM(オリジナル製品の製造)は決して難しいものではありません。必要なのは、「どんな商品を作りたいのか」を明確にすることだけです。既製品を参考にしても構いませんし、自分の頭の中のイメージをもとにデザインを描き起こしてみるのも良いでしょう。

とはいえ、「デザインなんて自分で描けない」「プロに頼まないと無理そう」と感じる方も多いと思います。しかし現在は、生成AIの進化によって、シルバーアクセサリーのデザインを誰でも簡単に具現化できる時代になりました。本記事では、生成AIを活用してデザインを作り、実際に製品化するまでのプロセスを具体的に紹介します。

Step 1. デザインを具現化する

最初のステップは、自分の中のアイデアを形にすることです。方法はいくつかあります。既製品を参考にしてもいいですし、生成AIを活用して新しいデザインを生み出すのも有効です。

ここでは例として、ChatGPTを使ってデザインを生成します。
たとえば「桜の花をモチーフにしたペンダントを作りたい」「形は長方形がいい」といった程度の着想でも十分です。この条件をもとにChatGPTに依頼すると、いくつもの具体的なデザイン案を提示してくれます。

Step 2. デザインの選定と寸法の記入

AIが生成した複数のデザインの中から、自分の理想に近いものを選びます。このとき注意すべきポイントは、「全体の寸法が分かりやすいかどうか」です。縦・横・厚みなどのサイズ感が明確だと、後の製造工程がスムーズになります。

選んだデザインに、簡単で構いませんので寸法を書き加えてください。
目安としては以下のような情報を記載します:

  • 縦・横・厚みの3辺の寸法

  • バチカン(チェーンを通す輪)の直径

  • 特殊なパーツがある場合はそのサイズや位置

これらが記載されたイラストがあれば、工場や職人とのコミュニケーションが格段に円滑になります。

Step 3. サンプル作成へ

寸法入りのデザインが完成したら、サンプル作成の準備は完了です。
弊社にデータをお持ち込みいただいても構いませんし、一緒にデザインを詰めながら作り上げていくことも可能です。AIで生成したデザインをベースに、素材・サイズ・質感などを調整していけば、世界にひとつだけのオリジナルアクセサリーが完成します。

まとめ

OEMは決して「プロにしかできない特別なこと」ではありません。
「何を作りたいのか」を具体的に描き、それをAIと職人が支えることで、誰でもオリジナル製品を形にすることができます。発想と少しの準備さえあれば、あなたの理想を実物に変えることは十分可能です。次回は工場にデザインを持ち込んであとのプロセスを一緒にみていきましょう。


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