商品ごとに内容を変えなければならない
私はあまり商品を売り込むための文章についてはそこまで凝ったことはしていないのですが、商品の色や形、仕様、寸法、重さなど、当然商品ごとに内容を書き換えなければなりません。
1回の仕入れでだいたい100前後の新規商品を仕入れるので、100商品分の新たな文章を書き起こすというのはかなり骨が折れます。
ですので私にとってはライティングというのも苦痛な作業の一つです。
これをできるだけ効率化するために行っている方法を以下に記します。
商品で書く内容がバラバラだと見
フォーマットを決める
た目も悪いですし、効率も悪いです。
様々な商品があるかと思いますが、ある程度仕様についてはカテゴライズし、内容のフォーマットを決めてしまいましょう。
- [リフト梱包の可否]
- [商品の状態]
- [色]
- [サイズ(縦横厚み)]
- [重さ]
- [材質(シルバー925や革の種類)]
- [仕様(特に財布・バッグなどのポケットの数)]
- [925刻印(シルバー925の場合)]
- [商品についての詳細]
- [ハッシュタグ]
おそらくこれくらいの内容でいいかと思います。
1つの参考にしてもらえれば幸いです。
重さと寸法は写真撮影時に撮っておく
こういったテキストの書き起こしは、できればパソコン環境(またはスマホ)の中で流れるように進めたいところです。文章を書くためにもう一度商品を取り出して重さや長さを測りながら進めるのは非効率ですし、モチベーションを保つのが難しいです。
そこでおすすめなのは1g単位から計測が可能な計りとL字型定規です。
写真撮影時に計りの上に商品を載せ、その写真を撮影しておきます。また同じようにL字定規に商品を置き、商品の寸法を撮影しておきます。
写真の取り込みや編集は後々対応しなければならないので、それらの写真は無加工のまま一旦別で保存しておきましょう。こうしておけば、テキストを起こす際に商品の重さと寸法を撮影した写真から情報を得ることができますので、圧倒的に楽になりますよ。
もちろんその写真をそのまま商品アピール画像として使用してもOKです。お客様に商品の大きさや重さを瞬時に理解していただけます。
ただそうするのであれば、使用する計りや定規はちょっとおしゃれにしておいた方がいいかもしれませんね。
生成AIを活用する
一昔前まではこういった作業は全て自分の手で行わなければなりませんでした(外注しない限り)。
しかし今はChatGPTというツールがあるので、私はこれを最大限に活用し、商品のライティングに役立てています。
おそらく無料の生成AIでも可能かと思うのですが、ここで紹介する方法を全く同じように試す場合、ChatGPT Plusという有料会員になっておく必要があります。
まず必要なのは商品の写真、そして商品のタイトルです。
商品のタイトルですが、40文字程度の文章にまとめておくと良いです。詳しい内容は以下の記事で述べています。
まず既に書いたように、商品説明文のフォーマットを生成AIに渡します。
そして以下のようなプロンプトを打ってみてください。
このフォーマットに対して商品タイトル、寸法、重さ、仕様の情報を渡します。渡されたテキストに沿ってフォーマットの内容を適切に書き換えてください。商品の説明文は魅力的な文章を書き加えてください。ハッシュタグはできるだけ検索される可能性が高いタグを追記してください。
このような文章で構いません。
生成AI側が理解したようであれば、商品画像と商品タイトル、寸法・重さ、仕様(ポケットの数)などの情報を与えてあげてください。
綺麗にしっかり書いて渡す必要はありません。雑に書いても生成AI側が適切に理解し、文章にしてくれますので、それを確認するだけで問題ありません。
例えば、私はここまで準備ができてしまえば以下のような文章を投げています。
シルバー925/ブレスレット/喜平/20cm/太め
25g 12っm 22cm メンズ向け
雑でしょう?でも事前にフォーマットを渡しておけば上のような雑な文章を渡すだけで、商品のグラム数、寸法、商品の説明文はメンズ向けの太めブレスレットを意識した丁寧な説明文章を生成してくれます。これを自分の手でやろうと思ったら誤字脱字に気をつけながら手打ちしていかなければならないのですから、圧倒的に楽です。
後は生成AIが生成した文章に不都合な内容がないかざっと目を通すだけで終わります。
基本的に誤字脱字のない完璧な文章が出来上がります。
ライティングの作業が面倒くさい、できるだけ効率化したい、という方は是非試してみてください。
ご参考になれば幸いです。