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タイのシルバーアクセサリーは不良品が少ないという話

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自分で仕入れと販売をやってきた経験上、不良品はほとんどない

自分で実際にタイからシルバーや財布などを仕入れてきた経験では、不良品に当たったことがほとんどありません。もちろん全くないわけではなく、コミュニケーションの齟齬や、ある程度品質が低いものを覚悟の上で仕入れた場合は、不良品が混ざっていることもあります。

しかし、発生するのは大体、事前の確認不足からくる仕様の間違い(色、形など)がほとんどです。あとは部品の入れ忘れくらいです。

これはタイからの仕入れに限った話ではなく、普通に国内の取引においても同じことが起こっているはずです。

話が少し逸れますが、インターネットを使った仕入れでは、中国仕入れが有名ですが、中国仕入れはある程度不良品が混ざることを覚悟で行うことが求められます。

私自身も中国仕入れにチャレンジしたことがありますが、ある商品を10個仕入れて10個すべてが不良品だったこともあります。リカバリーが効かず売り物にならなかったため破棄すること以外どうすることもできませんでした。

中国仕入れは敷居こそ低いのですが、こういった不良品のことも含めてタイの仕入れとは違った難しさがあるかと思います。

タイと中国を比べてタイの方が優れているというわけではありませんが、タイの商品に不良品が少ないのは経験則から言って確かです。

タイ仕入れでは不良品にあたってもダメージは少ない

タイ仕入れでは不良品にあたってもダメージは少ないです。別の記事で解説しているように、シルバーであれ財布であれ、タイの仕入れの最低ロットは既製品であれば5つ程度です。現地に赴けば1つでも2つでも購入が可能です。このロットの少なさは特に小規模なビジネスにとって大きなメリットです。

100個、200個仕入れてその半分が不良品等となった場合、目も当てられませんが、ロットが少なければ不良品にあたってもそもそも仕入れた数が少ないため、全体の損失を最小限に抑えることができます。

100%相手方に過失がある場合は、パートナー法人を通じて返品交換の手続きも銀影の方で手配させていただきます。それでも送料がかかってしまうことが多いので、やはり注文する段階で密にコミュニケーションをとり、商品のデザインや仕様に齟齬がないようにしたいところです。

ただ、こういった連絡や交渉もある程度経験が必要なので、そこは銀影が事業者様に代わって対応させていただきます。ぜひご相談ください。

返品・交換は結構難易度が高い

基本的に商品を返品・交換するというのは難易度が高い傾向にあります。難易度が高い原因は主に以下の二つです。

 

まず、言語や文化の違いがあります。

そして、国際送料が高いことが挙げられます。

これはタイ輸入に限らず、海外との取引全般において避けて通れない課題です。

 

まず、注文時と明らかに商品の形状や仕様が異なる場合、それを相手と交渉してもう一度製品を作り直してもらわなければなりません。タイの場合、仕入先が多量の余分な在庫を抱えていることは少ないので、ほぼ間違いなく商品の作り直しが必要になります。そうなると、その間商品は販売することができないわけですから、機会損失になりますし、販売方法によっては資金繰りを悪化させる可能性があります。

 

また、返品にかかる送料については実費であることが多々あります。あまりに商品が大きく多量である場合、この国際輸送量も当然高くなりますし、税関を通す場合の扱いも面倒になります。

 

上記を踏まえると、例えば10個仕入れたうちの一つ、二つ不良品が交じる程度であれば、かえって返品にかかるコストの方が高くなりますので、妥協できる範囲の不良であれば価格割れでも売ってしまうか、廃棄してしまう方が現実的です。

 

ただし、何度も述べていますが、シルバーは貴金属としての価値があり、現金化しやすいので決して捨てないようにしましょう。

こういった不良品や仕様不備商品による返品リスクを避けるには

まず、初めての商品を一度に大量に発注することはできるだけ避けた方が良いです。タイ輸入の強みは、小さなロットで仕入れて試し売りを何度も繰り返すことができる点にあります。

 

最初は小さく仕入れ、テスト販売を繰り返し、ある程度の数がさばける見込みが立った時点でまとまった数の発注をかけることが望ましいです。そこまで販売テストを繰り返していれば、全く別の商品が送られてきたり、明らかな不良品が多く混じることはそうそう起こらないはずです。

 

また、仕入れる商品の種類やデザインを分散させることも良いでしょう。シルバー925であれば、たとえ不良品であっても現金化がしやすいので、決して捨てることなく取っておきましょう。

 

発注する商品の内容が適切に相手に伝わるように、参考となる画像を用意し、仕入先から送られてくる実物の画像などを確認して、入念にコミュニケーションをとることが重要です。

 

銀影であれば、こういった交渉事にも経験がありますので、皆様の仕入れがスムーズに進むようサポートさせていただきます。ぜひご相談ください。


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